月別: 2017年1月

【南外部脚本・演出】おはようございます、いってらっしゃいの毎日について。(Shock Art Project vol.1「春に戦ぐ」をご観覧くださった方への作家・演出家としての御礼)

 

Shock Art Project vol.1「春に戦ぐ」無事全ての公演日程を終了いたしました。

この公演が始動し始めたのはちょうど1年前の今頃でした。プロデューサーの光田卓郎さんから「自分のプロジェクトを立ち上げたい」とお話を頂いたように記憶しています。光田さんは私が20代中盤までやっていたTEAM JAPAN SPEC.という劇団で照明家さんとしてずっとお付き合いをしていまして、ついその1年ほど前にコルバタ「空中散歩とメンソール」で5年ぶりに再会し、「また一緒にやりたいね」と雑談していたのでした。本当にこの世界、演劇を続けていればまたいつか会える、というのは本当ですね。そしてそれはとても幸せなことだと思います。

【お知らせ】劇団員加入について。

Ammoより皆さまへ大切お知らせです。
vol.1より俳優として参加しておりました、【前園あかり】がAmmoに加入いたしたましたことをお知らせいたします。

前園あかり
1987年3月10日生まれ
158cm
B型
神奈川県出身

【Ammo参加作品】
vol.1「Lucifer」ルナ役
vol.2「ジョルジ・フッチボール・クルーヴィー」マリア役
vol.3「僕たちは他人の祈りについてどれだけ誠実でいられるか(仮)」ー私の兄はイスラム原理主義者になったー エマ役

 

【略歴】
桜美林大学総合文化学群演劇コース卒業。2008年在学時にバナナ学園純情乙女組旗揚げに参加、劇団員として解散まで精力的に活動。

2015年旗揚げメンバーとしてピヨピヨレボリューションに所属。年末に脱退し2016年からは世田谷シルクの劇団員に。

フルテンションとややハスキーでやや大きすぎる声を武器に客演も多数出演。
【本人よりコメント】
新年あけましておめでとうございます。
この度、ずっと関わらせて頂いたAmmoに正式に劇団員として所属する運びとなりました。
まだまだ学ぶことも多いふつつか者ですが、どうぞよろしくお願い致します。
だいすきなAmmoの物語や演劇に、少しでも強く居られる、生きられるように、より一層努めて参ります。
「遠くにいるあなたは、そこで生まれたわたし」というコンセプトに真摯に、そして目まぐるしい世界の動きにもきちんと心を動かされながら、これからも、まっすぐ皆様にお届け出来ますよう精進致します、宜しくお願い申し上げます。

【外部脚本・演出】大人と子供について(SAP 「春に戦ぐ」についての雑文)

 

僕たちはいつから自分が「大人になった」と思うのでしょうか。

 

Twitterでは成人式が近づくたびに「二十歳になって自動的に大人になるんじゃない。二十年生きたら大人になれって社会に言われてるんだ」といった種の画像が出回りますが、僕は二十歳になって自動的に大人になった気も、社会に言われてる気もしないまま、もっと言ってしまえば大人とはなにかもわからないまま、気づけば立派な大人の年齢になってしまいました。

【2017年新年のご挨拶】Ammo代表 南慎介より。旧年を振り返って。

 

あけましておめでとうございます。個人的には喪中ではない久しぶりの年明けです。
昨年は大変お世話になりました。

旧年中は、
1月 Ammo『ジョルジ・フッチボール・クルーヴィー』脚本・演出
7月 ダウン・バイ・ロー プロデュース『ピアニッシモ』潤色
9-10月 feblabo×シアターミラクルプロデュース『桜の森の満開のあとで(2016)』脚本
11月 Minami Produce『ドラマ>リーディング 近・現代戯曲を読む』演出
11月 Ammo『僕たちは他人の祈りについてどれだけ誠実でいられるか(仮)』脚本・演出

と5本の作品に関わらせていただきました。
数だけ見ると昨年(6本)とあまり変わらないように思いますが、演劇をしている時間が膨大だった年でした。まあ、それも当然でセルフプロデュースの作品が3本もあったからですね。
2015年に自分の作品がなかなかできなかった分、好きなことを思いっきりやらせていただいた年でした。
また、様々な場所で新しい出会いがありました。どれも自分にとってはとても大きなもので、この大きなものをもっともっと大きくしていきたいと思う所存です。

それとともに、演劇的なものの見方、立ち方が大きく変わった年でもありました。
今まで見えていた景色はなんだったのだろう、と思うくらいの変化でした。
まだ何が変わったわけではないけれど、来年もできるだけ大きく踏み出したい。
その一歩で劇的に何かが変わるような、そんな一年にしたいし、景色を見たいと思っています。

まずはShock Art Project vol.1「春に戦ぐ」で皆様にお会いできることを心から楽しみにしております。

本年もよろしくお願い致します。

南慎介 拝