本年も大変お世話になりました。
今年は昨年にも増して新型コロナウイルスが猛威を振るった年でした。
いわゆる私たち演劇・舞台業界も例外ではなく、ひとつひとつの公演が延期や中止になるたび、俳優やスタッフ、あるいは劇場でお顔を見せてくれるお客さまが一人また一人と罹患していくたびに大変心が痛む毎日を過ごしていました。
それでも、年末が近づくにつれて沢山のステージが上演されるようになりました。
これは関係者の方々の努力はもちろんのこと、芸術行政に関わっている方々の行動、そしてお客様が再び劇場に足を運んでくださったことから実現されたわけで、たった一つのカーテンコール、拍手のありがたみをひしひしと感じるような一年でした。
さて、Ammoとしては2年ぶりに本公演『太陽は飛び去って』を世に送り出すことができました。このような状況下で大禍なく公演を終えられたこと、さらに1年2ヶ月の延期があったにも関わらず、同じキャスティングで新作を発表できたことは何よりも大きな喜びでした。Ammo一同心より御礼申し上げます。
また、劇団員も昨年以上に各所で活躍の場をいただき、感謝の念に堪えません。
ありがとうございました。よいお年をお迎えください。
Ammo代表 南慎介
劇団員一同
